【保存版】価値観が変わる「時間への考え方」

人生とは

突然ですが、自分はあと何年生きるかわかりますか?と聞かれ、即答できるでしょうか?

もちろん寿命は未確定な以上、即答はできませんよね。

しかし、おおよそ自分にはどのくらいの時間があるか、残されているかを考えたことはあるでしょうか。

もしないようでしたら、それは自分の人生にとって良いことなのでしょうか?

私も今までは漠然と毎日を過ごしていましたが、セネカの時間について、という本と出会い、自分の残された時間について深く考えるようになりました。

そして、残された時間を強く意識することで、人生を考えるようになり、将来に向けて動き出せています。

今回は、自分の人生を大きく好転させるためのエッセンスをぎゅっとまとめました、

人生を豊かにするために必要なのは、残された時間を意識すること、です。

結論として、残された時間を逆算して、自分の目指す方向性を決め、それに向かって行動することこそが、人生を豊かにします。

意外と短い残された時間を意識する

厚生労働省の令和4年簡易生命表によれば、最新の平均寿命は男性81.05歳、女性87.09歳となっています。

つまり、30代男性であれば、大まかには残り40~50年くらいが残りの時間と考えられます。

もちろん、今後衣料が発達して平均寿命がさらに延びる可能性はありますが、その点は予測できないため、今回考えません。

仮に、残りの人生があと40年だとすると、週間に計算すると、あと2,080週間です。

つまり、人生の約半分はもう既に終わっていて、折り返し遅延にきているといえます。

こう考えると意外と短いと感じませんか?

1週間なんてあっという間に過ぎますし、なんなら1年もここ数年すぐに過ぎてしまう感覚です。

毎年の年始に○○をやろうと考えるけど、年末に振り返ると結局長続きせず、結果として何もできていない、仕事や家事育児に追われてそれどころじゃない、なんていうのはあるあるな話です。

ここで、一つ想像してみてください。

あなたの年齢は平均寿命の80歳です。今のまま人生を歩んでいったとすると、80歳のあなたは、自分の人士絵に満足できていますか?

公開や不満はありませんか?もし、「絶対にない!」と断言できる方はきっと素晴らしい人生を送られていると思いますので、問題ありません。そのままお進みください。

そうではなく、一遍の曇りもなく「ない!」と断言できないようであれば、それは自分の時間の使い方を改めるべき兆候です。

本能と知能とのバランスで人は生きている

人の本能、つまり心と、人の知能、つまり頭は、全く異なるもので、

心がやりたがっていることと、頭がやろうとしていることのバランスを常に取って、人は行動します。

夜カップラーメンや酒を飲食したいけど、明日に響くし身体に悪いからやめておこう、と行動するのは頭(知能・理性)が優勢な場合です。

いやいや、ストレスを溜めるのはよくないからカップラーメンとビールを腹に入れるか、と行動するのは、心が優勢な場合です。

私は、頭で心を抑制しすぎてしまう人ほど、自分の人生に後悔を残す、と確信しています。

なぜなら、人はホメオスタシス(現状を維持しようとする性質)と、変化することへの刺激と、その両方を追い求める生き物だからです。

これについては、後日詳しく記事にまとめます。

後悔しない人生を送るために必要なこと、それは自分の心がどうしたいのか、何を求めているのか、それを自己対話・自己理解を通じて認識し、

それを達成するためにどのような行動をしていくのかを残された時間軸に、まるでタイムスケジュールのように落とし込んでいくことです。

一貫性の法則は悪い方向にも働く

一例を挙げます。

日々、会社と家の往復しかしておらず、仕事や家事育児に追われている30代会社員Aさん。

日々の楽しみといえば、子供を寝かしつけ、寝落ちせずに起きれた夜に好きな動画を見ながら、お酒を飲むこと。

そんな彼の将来をみなさんはどのように予想しますか?

おそらく、無意味で好きなことや将来やりたいことが自分でもわからず、50歳前後で子育てが終わり、何かやろうにも仕事では管理職やそれに近いポストになり責任が重く、

仕事が忙しく、休日は平日の疲れやストレスで何もする気になれず、そのまま定年になり、穏やかに老後を過ごす。そんな将来をイメージできます。

Aさんは還暦になって思うでしょう。

子供も立派に育てて、仕事も管理職やそれに近いポジションになり、人並みの人生を送ることができた。あとは、自分の好きなことをして、余生を過ごそう、と。

心理学には、一貫性の法則というものがあります。

人は、自分がとった行動について、それを正当化しようという性質を指します。

深夜にカップラーメンを食べた時、ストレス発散!と考えるのは、まさにこの一貫性の法則によるものです。

還暦を迎えた彼もまさに一貫性の法則が働き、自分が今まで歩んできた人生は悪くなかったと思うようようになります。

これは誰でもそうなります。

主観的に考えると気持ちはわかりますが、これを今ここで文章化した時、つまり客観的に見た時に、みなさんはどう思いますか?

つまらない人生、そう思いませんでしたか?

これが自分の望む理想の人生だ!と心から思える人に対しては、私から言えることはありません。

人の考えや価値観は人それぞれですから。

しかし、もし、少しでも「もっと違う人生があったのでは?」と感じた方は、今からでも自分の行動を変えていきましょう。

あなたの人生の主役は「あなた」

あなたの人生の主役は誰でもない「あなた」です。

自分だけの人生であり、自分が動かない限り、客観的に見れば起承転結もない物語になってしまいます。

自分が何をしたいのか、何をやれれば達成感を得られるのか、この人生のゴールを決めましょう。

RPGでいうなれば、ラスボスのようなものです。

そのゴールを達成するために、あと何年必要で、1年後にはここまで、5年後にはここまで、20年後にはそこまで、と目標を立てていきましょう。

そうすることで、残された時間を有意義に過ごすことができます。

もちろん、途中で自分自身の状況が変わることもあるでしょう。

仕事の転勤や転職、結婚や子供の出生、親の介護など予想だにしないことが起こりえます。

そのたびに目標やゴールは微修正していきましょう。

そのために自分の将来を考える時間を確保していきましょう。

通勤時やトイレに入っている時、数分間でも自分の人生について考える癖をつければ、次第に習慣となり、考えなければむずがゆくなります。

あなたの人生を豊かに、楽しい物語にできるのは親や結婚相手、子供や仕事仲間などではありません。

他人ではなく、自分しかいないのです。

そのことを深く深く理解して、死ぬときに心から満足できるような、人生を過ごしてください。

色々行動するからには山あり谷ありで、辛い時もありますが、終わりよければすべてよし。

最後には一片の悔いも残さないような人生にしましょう。

それができるのは、あなただけです!

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